天空の白鷺へ入館
天空の白鷺へ入館
エレベーターに乗って8階へはわずか数十秒。
ドアが開くとすぐに姫路市内が見渡せ、なかなか良い眺めです。
下の写真には館内の手すりが映りこんでしまい、怪しくなってしまいましたっっ・・・
館内には展示物もたくさんあり、間近で見ることが出来るようになっています。
天守に使われている瓦や鯱などが飾られています。
遠くから見ると気にしたことはありませんでしたが、目の前で見ると、どれもかなり大きい。
そして、とても綺麗です。
細かな細工がなされているのがハッキリ見えます。
こちらは昭和の鯱瓦。
高さは6尺1寸5分(約186センチ)
総重量は何と約278キロ!
胴体で約202キロ、大きな尾鰭は約42キロ、鰭(上)約7キロが2枚、鰭(下)10キロが2枚。
大きいです!目の前に立つと自分の身長より高く、大きいことに驚きます。
こんなに大きくて重い鯱があちらこちらにあるんですね。
姫路城内にある鯱は全部で68尾あります。
そのうち大天守の鯱の数は11尾。
鯱ですから一対になっていると思い込んでいました。
でも、11尾って・・・奇数になっています。
一層の屋根の西側にだけ、対にならないヤモメ鯱があるためです。
これは、石垣の技術が未熟で天守の基礎と合わなかったため、一層を石垣に合わせました。
二層からは本来の計画通りにしたため、一層の屋根の西側だけが長く伸びてしまったため。
天守の一層の一番西側、大修理が終わったら、探してみたいですね。
天守は左右対称ではないということです。